公式サイトからイメージをダウンロードし
今までですと、Win32DiskImagerなどを使って、イメージ書き込みをした後に
boot直下にsshの空ファイルを設置して、sshを有効化していました
2022年4月のイメージからデフォルトアカウントは設定されていないと言ことが分かりました。
どういうことかというとraspberrypiはイメージの段階で初期設定として
初期IDと初期パスワードは pi / raspberry というのが当たり前でした。
この設定はなくなっているので、これからは
公式の
Raspberry Pi Imager を使用する必要があります。
公式アプリなので書き込み段階で必要な設定を入れ込むことができて大変便利だと感じました。
- ホスト名をraspberrypiから変更できる
- SSHの有効化
- パスワード認証または公開鍵(ID:piに限る)の指定
- ユーザー名とパスワードの設定 (パスワード認証の場合は必須)
- WIFIの設定
- タイムゾーンの設定
デフォルトアカウントは世界中で常識的内容なので、ネットワークに接続した瞬間に乗っ取られる可能性がありました。
公開サーバとして使っていたRaspberryPiはセキュリティー対策は万全でしょうが、SDカードを入れ替えるなどしてデフォルトアカウントのまま公開されてしまうと犯罪の踏み台として利用される可能性がありました。
raspberrypiは安価なので大変多くのユーザーがいると考えられます。
セキュリティー対策を呼び掛けていてもデフォルト設定のまま使用する人もいるでしょうから根本的に大変有効な対策と考えられます。
大変便利なRaspberrypiなので犯罪に巻き込まれないように安全なサーバー運営をしたいですね。